注目テーマ|モータ駆動定量ポンプ 高温液の定量移送

タクミナのプロセス用定量ポンプは、標準仕様で液温80℃(※)まで対応しています。
80℃を超える場合は、高温液対応のポンプヘッドを選ぶ必要があります。

  • ステンレス製ならびにPVDF製のポンプヘッドの場合。PVC製の場合は40℃が上限になります。一部例外がありますので、詳しくはお問い合わせください。

放熱フィン仕様(~100℃)

高温液の移送によるポンプヘッドの熱を効率よく逃がすために、バイクの空冷エンジンのようにフィンを刻んだ<放熱フィン仕様>や、短いリモート配管を使って実際の送液部をポンプヘッドから少し離した<簡易リモートヘッド仕様>を用います。

  

リモートヘッド仕様/T分岐リモートヘッド仕様(~130℃)

ダイヤフラムから離れた位置にポンプヘッドを配置する方式です。液質によって、<リモートヘッド仕様>か<T分岐リモートヘッド仕様>を選びます。
いずれも、ポンプ本体とポンプヘッドをつなぐ配管内で放熱させることにより、ダイヤフラムに触れる液の温度を抑え、安全に移送できます。

  

  

上記の液温は目安です。液質等の条件から最適な仕様をご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。