用途・事例金属粉を含んだ98℃の塩酸を定量移送

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

鉄鋼メーカー様

お客様の課題・要望

酸洗処理工程で、塩酸の濃度管理を行うため、金属粉を含んだ98℃の塩酸を濃度分析器へ送る。
エア駆動ダイヤフラムポンプを使用し、以下の課題を抱えていた。

  • 高温の金属粉を含んだ塩酸によりダイヤフラムがすぐに破れるため、頻繁にダイヤフラムを交換する必要がある。
  • ポンプの脈動の影響で測定値が安定しなかった。

タクミナのソリューション

摩耗と高温によるダイヤフラムの劣化を回避するために、塩酸とダイヤフラムが直接触れないT分岐リモートヘッド仕様にした。
また、高温がポンプの駆動部に伝わらないように、放熱フィン仕様にした。

  • ダイヤフラムが長期間使用できるようになり、メンテナンス頻度が減った。
  • 脈動なく一定量で供給できるため、安定した計測結果が得られるようになった。

フロー

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写真

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使用製品