投資家の皆様へ

高付加価値製品の売上構成比率上昇に伴い利益率が改善

代表取締役社長 山田信彦

株主の皆様には日頃より格別のご高配を賜り、ありがたく厚く御礼申しあげます。

当連結会計年度における経済環境は、米国の政策運営に対する懸念や地政学リスクの高まり等があったものの、底堅い内外需要を背景とした企業収益や雇用環境の改善が継続し、設備投資や個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。

このような状況の中、当社グループを取り巻く受注環境は、国内外の旺盛な設備投資意欲の波に乗り堅調に推移しました。一方、バラスト水処理装置メーカー向けポンプは、バラスト水管理条約の装置搭載期限が2年間延長されたことにより取引先の一時的な在庫調整が行われたため、低調な結果となりました。

以上の結果、売上高は78億17百万円(前期比3.7%減)と減少しました。

利益面につきましては、バラスト水処理装置関連の売上高は減少したものの、「スムーズフローポンプ」をはじめとした高付加価値製品の売上構成比率が上昇したことにより利益率が改善したため売上総利益は増益となりましたが、販売費及び一般管理費の増加分を吸収できず、営業利益は8億90百万円(前期比4.7%減)、経常利益は9億18百万円(前期比7.2%減)とそれぞれ減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益1億1百万円を計上したことにより7億53百万円(前期比7.5%増)と過去最高益となりました。

株主の皆様におかれましては今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

平成30年6月

株式会社タクミナ 代表取締役社長 山田信彦