用途・事例水産加工工程の廃棄物を効率よく回収

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

水産加工会社様

お客様の課題・要望

水産物の加工工程で出る魚の内臓などの残滓を効率よく回収したい。
従来は人手で回収しており、時間と手間がかかっていた。
当初エア式バキュームクリーナーの使用を検討したが、下記の問題があった。

  • 高速な空気の流れによって内臓が細かく破砕されてしまうため、脱水機を使っても液体と固体をきれいに分離できない。
  • 脱水機が離れた場所にあるため、回収物をタンクから取り出して脱水機まで運ばなければいけない。

タクミナのソリューション

ダイナミックバキュームポンプが使用できるか、お客様からお問い合わせをいただき、可否を検討した。
魚の骨など鋭利な部位が混入すると、ポンプのチューブが破損するおそれがあるため、お客様側でテストをしていただいた。
問題なく回収できたため、ご採用いただいた。

  • 魚の内臓を傷つけず移送できた。移送後に脱水機で液体を除去して固形分のみを回収し、回収業者に支払う費用を削減できた。
  • ポンプ吐出側のホースを延ばして、屋外に設置している脱水機に回収物を直接投入することにより、現場の作業負担を軽減できた。

動画


フロー

画像を拡大する

使用製品