用途・事例手作業による計量から流量計による流量管理で自動化

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

製紙会社様

お客様の課題・要望

紙の製造工程で染料を移送・注入している。
従来、プランジャポンプを使用しており、以下の問題があった。

  • 既設ポンプは脈動があるため、流量計が使えない。都度メスシリンダーで計量し、手動でポンプの吐出量を調整している。
  • 長距離配管のうえ、配管径が小さいので、オーバーフィード現象が発生し流量が安定しない。
  • 鳥居配管になっているため、配管内部にエア溜まりができ、ポンプの始動時・停止時に応答遅れ(吐出遅れ・液ダレ)が生じることがある。

タクミナのソリューション

ポンプをスムーズフローポンプに置き換えた。
また、配管を設計し直し、水平になるようにした。

  • 脈動がなく、連続一定流で液を移送できるので、流量計による正確な流量計測が可能になった。
  • 連続流なので慣性抵抗が小さく、長距離・小口径配管でも流量が安定した。
  • 配管中のエア溜まりがなくなり、応答遅れが解消した。

フロー

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使用製品