用途・事例毎時500トンの雨水をインラインで中和処理

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

鉄鋼メーカー様

お客様の課題・要望

製鉄所の敷地内に降った雨水は強いアルカリ性を帯びる。この雨水を構内で再利用するために、中和処理を行う必要がある。
敷地が広いため、500t/hを超える量になることがある。
複数のメーカーに相談したが、以下の課題が解決できずにいる。

  • 装置の設置面積を極力小さくしたい。タンクでのpH中和処理(槽方式)にすると100t以上の大型タンクが必要になり、設置面積が大きくなる。
  • 天候により処理量とpHが大きく変動するため、広い制御範囲に対応する必要がある。

タクミナのソリューション

中和槽を設置せず、管内(インライン)で連続処理する方式のpH中和処理装置を提案し、ご採用いただいた。

  • pH中和処理の一連のプロセスをすべてインラインで行い、短い滞留時間で処理できるようになった。
  • 1:100のワイドレンジ制御が可能なスムーズフローポンプを使用することで、処理量とpHの変動に対応した。
  • 500t/h以上の雨水を小さなスペースで、迅速に処理できるようになった。

フロー

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使用製品