用途・事例膜ろ過後の水をパーティクルカウンターへ送液

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

国立大学(工学研究科)様

お客様の課題・要望

膜ろ過による水処理技術を研究している。
技術の有効性を評価するため、ろ過後の水をパーティクルカウンター(微粒子計測器)やバクテリアカウンタ―に移送して測定する。
従来はチューブポンプ(ペリスタルティックポンプ)やHPLC用プランジャポンプを使用しており、下記の問題があった。

  • チューブポンプはチューブの内壁が摩耗し、微粒子となって液に混入してしまい、測定を阻害することがある。
  • プランジャポンプは本体価格が高く、消耗部品の交換費用も高い。
  • どちらのポンプも、チューブとポンプの接続に手間がかかる。

タクミナのソリューション

理化学機器の展示会でスムーズフローポンプQシリーズの実演機をご覧いただいた。
実験に必要な送液性能を満たしており、価格もお客様の予算内に収まっていたため、ご採用いただいた。

  • スムーズフローポンプは摺動部を持たないダイヤフラム方式のため、部品の摩耗がほとんどなく、微粒子を発生させない。
  • プランジャポンプと比べて低価格ながら、十分な流量精度を備えている。
  • チューブとポンプの接続が簡単で、準備に時間がかからない。

フロー

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使用製品