用途・事例バラスト水処理装置内での流量比例注入

液の種類
プロセス・用途
業界・分野
課題・テーマ

ユーザー

水処理装置メーカー様

お客様の課題・要望

船舶に搭載するバラスト水処理装置で、海水に薬液を注入したい。
殺菌剤(次亜塩素酸ナトリウム)を流量比例、中和還元剤(亜硫酸ナトリウム)を濃度比例で注入する。

  • 条約で規定された排出基準を厳守するため、高い信頼性が求められる。
  • 処理量の変動が大きいので、薬液注入量の制御範囲を広く取りたい。
  • 処理後の水は直接海に放流するため、確実に処理しなければならない。
  • 船内のスペースに限りがあるため、コンパクトな装置にしたい。
  • メンテナンスの負担を減らすため、頑丈でシンプルな配管にしたい。

タクミナのソリューション

スムーズフローポンプを提案し、ご採用いただいた。

  • 脈動のない連続一定流なので、流量計で注入量を計測・管理できる。
  • 1:60のワイドレンジ制御に対応できるようにした。
  • 攪拌槽を設けず配管内で混合・処理することで、コンパクトな装置を実現した。
  • 脈動がないため、配管口径も小さくできた。
  • 配管振動がないため頑丈で、エアチャンバーなどの補器も不要なため、メンテナンスの負荷を軽減できた。

フロー

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使用製品