注目テーマ|スムーズフローポンプ 低・中分子原薬、中間体の連続生産プロセス(合成・晶析)

低・中分子原薬・中間体の連続生産に最適なポンプの特長

医薬・製薬業界で行われる低・中分子原薬・中間体の連続生産に最適なポンプの特長をご紹介します。
低・中分子原薬、中間体の生産プロセスではブチルリチウム、グリニャール試薬、三塩化リン、無水トルエンなどの禁水性液を使用するため、液漏れや外気接触の発生しないポンプが必要不可欠です。
さらに、連続生産プロセスに欠かせないポンプの特長はそれだけではありません。常に任意の量を継続的に供給できるポンプが必要となります。

これらの特長を全て兼ね備えているのがタクミナのスムーズフローポンプです。
主な連続生産プロセス

連続生産を行うには様々な方式がありますが、現在国内で行われている方式は主に2つ。フラッシュ式とCSTR式になります。タクミナのスムーズフローポンプは特にフラッシュ式で多く利用されています。
原薬製造の様々なプロセスで使えるスムーズフローポンプ

スムーズフローポンプはラボ・研究開発からパイロット、治験・量産プロセスまで同じ特長を持つポンプでスケールアップすることができるため、研究開発から次の工程へ進む際も新しいポンプを探す必要がありません。タクミナは全てのスケールでポンプをご提案させていただけますので、安心してご利用いただけます。
製造コストに直結する設備の維持・管理コストを最適化

スムーズフローポンプは、耐久性にも優れているため、初期導入の費用だけでなくランニングコストも抑えることができます。さらに、環境性能にも優れているためSDGsにも貢献いたします。
原薬製造の連続生産プロセスにおすすめの製品ラインアップ
流体の特性や用途、設置現場の環境にあわせて、柔軟な仕様変更に対応可能。他にも様々な流体に最適なポンプをご用意しております。
- PL
- 最大吐出量
- 0.01~31L/min
- 最高吐出圧力
- 10MPa
- 直動式
- 油圧式
- プランジャ式
- 精密
- 高圧
- 微量供給
- HPL
- 最大吐出量
- 0.8~5L/min
- 最高吐出圧力
- 50MPa
- 油圧式
- 高圧タイプ
- TPL
- 最大吐出量
- 0.1~30L/min
- 最高吐出圧力
- 15MPa
- 油圧式
- 高精密
- 超高圧
- 微量供給
- Q
- 最大吐出量
- 0.005~100mL/min
- 最高吐出圧力
- 3.0MPa
- 直動式
- 精密
- 微量供給
導入をご検討中の方へ

ポンプの貸し出しだけでなく、実際の使用環境に近いプロセスを再現し、高度な分析装置を駆使して事前に試験を行うことができる施設「流体ソリューションセンター」もご用意。試験結果を確認し、確信を持ってから導入いただけます。


