ポンプの吐出側配管内で、異物の詰まりや弁の締め切りによる過大圧力が発生したときに、自動的に圧力を開放する弁のこと。

定量ポンプには逆流防止のため、吐出側・吸込側それぞれにチャッキボールが入っており、ポンプヘッド内に入った流体は、必ず吐出側から送り出される仕組みになっています。したがって凍結やバルブの締め切りなど、運転中に何らかの理由で吐出側が閉塞状態になった場合、行き場を失った液体によって大きな圧力が生じ、結果、機器の破損や液体の漏えいなどの多大な被害をもたらします。

リリーフ弁は、このような逃げ場のない圧力を自動的に開放することでトラブルを未然に防ぐためのものです。

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リリーフ弁