注目テーマ|スムーズフローポンプ 絶対に外気に触れさせたくない液の移送

食品・飲料の製造工程や、バイオ・医薬関連のプロセスでは、コンタミネーションを防ぐ観点から、移送液が外気に接触しない閉鎖系の設備が理想とされます。
また、化学系のプロセスでも、外気に触れると凝固してしまう液体や、空気中の水分と反応して発火する液体(例:ブチルリチウム)などを扱うときは、外気接触の可能性を極力排除することが求められます。
「外気接触を防ぐ」という観点でのポンプ選びについて考えてみましょう。

液が外気に接触するポンプとは

モータの軸がポンプ部に貫通する箇所に軸封部 軸封部から液の外気接触

回転式ポンプの多くには、回転軸がケーシングを貫通する箇所(軸封部)があります。
軸封部があるポンプは潤滑のために少量の液を漏らしながら送液する仕組み上、液の外気接触をゼロにすることができません。
(詳細は「ポンプの「液漏れ」をなくすには」)
軸封部に浸入した液の成分が結晶化して摩耗の原因となったり、ゲル化(硬化)して軸の回転をロックしてしまうといったトラブルも多数報告されています。

液が外気に触れないスムーズフローポンプ


外気接触なし
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スムーズフローポンプは、軸封部がない完全密閉構造のポンプです。外気に触れるとすぐに凝固してしまう液体や発火してしまう薬液なども変質させることなく移送できます。

衛生管理が重要視される食品原料などの移送にも安心してお使いいただけます。


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