ポンプ|容積式ポンプ|モータ駆動定量ポンプ モータ駆動定量ポンプとは
モータの回転運動を偏芯機構が往復運動に変え、容積変化を発生させ液体を定量移送します。
24時間連続使用や重要なプロセスなど耐久性を重視する用途で、脈動が問題とならない場合に使用します。
送液の仕組み
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(1)
モータの回転運動を偏芯カム機構によってポンプシャフトの往復運動に変換します。
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(2)
ポンプシャフトの先端のダイヤフラム(またはプランジャ)が往復運動すると、ポンプヘッド内の容積が増減します。
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(3)
ダイヤフラム(またはプランジャ)が後方に移動するとき、吐出側のチャッキボールは流路を閉じ、吸込側のチャッキボールは流路を開くため吸込側からポンプヘッド内に液が流入します。
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(4)
ダイヤフラム(またはプランジャ)が前方に押出されると、吸込側のチャッキボールが流路を閉じ、吐出側は開くため、液が吐出側へ排出されます。
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(5)
液の吸引と吐出が交互に行なわれることによって、液が間欠的に流れます。
機種選定のポイント
モータ駆動ポンプには5つのポンプヘッドバリエーションがあり、用途に合わせて選択できます。
直動ダイヤフラム方式 | |
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ダブルダイヤフラム方式 | |
油圧ダイヤフラム方式 | |
油圧ダブルダイヤフラム方式 | |
プランジャ方式 |